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2008年07月24日

●エオの谷の動物たち⑦…風~優しさのなかで~

す~っごく久々にエオの谷メンバー紹介の続きを…

風…フウ…優しい風(かぜ)のような風(フウ)。
エオの谷の大切な大切な一員です。

風は年老いたビーグル犬です。
息子Dioがまだ小さかった頃、Dioの友達として家族に迎え入れ、どれくらいの月日が経ったのでしょう。
Dioは来年、成人を迎えます。

エオの谷の動物たちの中で、一番長くエオファミリーとともに過ごし、一番多くのことを見守ってきた風…
今は、耳も少し遠くなり、時々、今餌を食べたことを忘れてしまい…時々、真夜中に夜鳴きをするようになってしまいました。

それでも…エオの谷にやってくる人々には今も大人気です。
だって、すご~く優しい目をしているんですもの。

動物が苦手な子どもも、いつしか風には近づいてきます。
そぉ~っと手を伸ばし、いつの間にか風の頭を撫でていたりします。
動物が大好きな人も、風の傍らにいてくれたりします。
優しい優しい声で、風に語りかけてくれています。
今、風は人生(犬生?)の最後のときを穏やかに過ごしているのです。

風…Dioが付けた名前です。
体は小さいけれど、風のように速く走るから「風」…
その頃流行っていた忍空という漫画の主人公・風助の「風」

だそうです。

どちらの意味も風にはぴったりです。
たしか風助は、ちょっとおとぼけキャラで平和を愛し、みんなが幸せに暮らすことを望む心優しい少年だった記憶が。

ともあれ、風はDioと一緒に兄弟のように育ち、ずっとDioを見守り続けてきたのです。

Dioが大きくなり、家を出て学校の寮に入り、別々の生活になったときも、風は片時もDioのことを忘れてはいないようでした。
まだ今ほど年老いていなかった頃、風は3度も死の淵から生還したのです。
今思えば、もう一度Dioに会うために頑張って生きた気がします。

1度目は、何かの中毒になり吐血して瀕死の状態で、獣医さんのところに連れて行った時です。
「中毒症状のようだけれど、原因はわからない。」
「この状態だと、2~3日もつかどうかでしょう。」
と告げられました。
獣医さんも助かるとは言わなかったその状態を、風はみごとに切り抜けたのです。
その獣医さんの献身的な治療と風自身の気力で。

2度目と3度目は、知人の広い敷地で離して遊ばせていたときのこと。
風は、何かに誘い出されるように、無我夢中で藪の中へ走り去っていきました。
そしてしょんぼりと帰ってきたときには、前足の付け根から腹部一帯をざっくりと引き裂かれていたのです。
「こんなに鋭利に、いったい何で引き裂かれたのだろう。」
「まるで、カマイタチにやられたような傷ですね。」
と獣医さん。
「あと少しで肺まで裂かれていましたよ。」
後日わかったことですが、風はイノシシを追って行っていたのです。
傷は怒ったイノシシが牙で引っ掛けたものだったらしいのです。

3度とも、かなり危険な状態でした。
それでも風は、生きることをあきらめることなく、必死にそして淡々と、命を繋いだのでした。

Dioが大学に入る前の2年間、風はDioの傍で暮らしました。
毎日Dioに声をかけてもらう風の、幸せそうだったこと。
今は風は、Dioを送り出して、ほっとしていることでしょう。

いつもいつも子ども達を見守り続ける風は、エオの谷の優しい風なのです。


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コメント

風ちゃん、まさに九死に一生事件ですね・・・。
いつも行くたびにエオの谷の動物たちに癒されてますよ(^ ^)v

☆くるたんさん
エオの谷の動物たちのユニークさと穏やかさはTearも大好きです。
風ちゃんこの猛暑に耐えて欲しいです。

ドラマチックな犬生ですね。
我が家のテツもラブも そんな事は有りません。
今日も平凡な夏を過ごしてます。

風ちゃん エオの谷ファミリーになって幸せだと思う
会う度に年老いていくのが解るよ。
この夏は乗り越えて欲しい。
我が家のラムも最後の夏が無理だった
(アフガンハウンド)
自然の掟だから受け止めるしかない。

☆たわけ仙人
ドラマチックでも平凡でも、犬生に変わりなし。
その子その子の犬生があるのでしょう。
最近…日増しに年老いていく風です。

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